引っ越しは、やる事がたくさんあるので直前までドタバタしがちです。あっという間に引っ越し当日になってしまいますが、前日も、しっかりと準備をしておく必要があります。ついうっかり、忘れてしまいそうですが、前日にやっておきたい事をリストアップしてみました。引っ越しをする時に、ぜひ参考にしてみてください。
引っ越し前日にやる事①冷蔵庫の片付け
使わないものは荷物として荷造りできますが、引っ越し直前まで使用しているものは片付けられないので注意が必要です。
特に気をつけたいのは冷蔵庫です。
中は全て取り除いて、空っぽの状態にしておきましょう。
引っ越しの2・3日前には、新しい食べ物は買わずに、家にあるものだけで調理をしたり、外食に頼るというのも良い方法です。
冷蔵庫を空にしたら、電源を抜いておきましょう。
前日寝る前に電源を抜けば、問題ありません。
冷蔵庫内の水は、底や背面、横にあるタンクや受け皿に、たまるようになっています。
この水を抜いておかないと、運んでいるときに水漏れが発生しています。
水抜きをするためには、まず冷蔵庫の霜取りをする必要がありますが、最近の冷蔵庫には自動で霜取りをしてくれる機能が付いているものが多くなっています。
その場合はする必要はありません。
取扱説明書をよく確認してみてください。
水抜きは引っ越し業者がおこなってくれることもありますが、こちらも事前に確認しておきましょう。
引っ越し前日にやる事②洗濯機の水抜き
冷蔵庫と同じように、この水を抜いておかないと、水漏れの危険があるので、引っ越し前日には水抜きをおこないましょう。
まず、洗濯機につながっている水栓を閉めます。
そして脱水ボタンを押し、洗濯槽内の水を全て出します。
ホースなどにも水が残っている場合があるので、すべて外しましょう。
最後に、糸くずをとるフィルターも外して、水が溜まっていないか確認してください。
つい、いつもの感覚で、前日や当日の朝に、洗濯機を回してしまう人も多いようです。
習慣になっているの、でうっかりすることもあります。
しかし洗濯機の中に水分が溜まってしまうことになるので引っ越しの前日や当日の洗濯はやめておきましょう。
引越し業者によっては、水抜きやホースを外す作業をおこなってくれることもあります。
事前に洗濯機の水抜きについて確認しておきましょう。
引っ越し前日にやる事③パソコンデータのバックアップ
パソコンのデータが入っているHDDは、精密機械です。
衝撃に対しても、とてもデリケートなので、データがなくなってしまう可能性も考えられます。
引っ越し業者は、パソコンなど精密機械の運搬には注意を払ってくれますが、もしデータが破損しても責任を取ってもらうことはできません。
万が一のことを考えて、データのバックアップをお勧めします。
運ぶ荷物の中に、パソコンを一緒に入れておくことはできますが、一目で中にパソコンが入っていると分かるように、大きく外に表示を書いておきましょう。
ノートパソコンやタブレットなど、小さいものは心配なら、自分で鞄に入れて持っていく方が安心です。
引っ越し前日にやる事④暖房器具の灯油
引っ越し業者は、暖房器具の内部に灯油が残っている暖房器具は、基本的に運んでくれません。
残ったまま運搬すると、とても危険な上に、もし漏れた場合に、引っ越しの他の荷物が灯油まみれになってしまうことがあるためです。
灯油が入ったポリタンクも同じで、引っ越し業者は内部に灯油が入ったままのポリタンクは運んでくれません。
ストーブでもファンヒーターでも、中に入っているボールを空にすることが前提です。
前日までに中の灯油使い切るように計算しておきましょう。
ポリタンクの中に入った石油も、前日までには使い切りましょう。
うまく考えないと、引っ越しするまで暖房が使えなくなってしまうこともあるので、気をつけたいところです。
引っ越し前日にやる事⑤当日に使用するもの以外の荷造り
当日の朝に荷造りをするのは大変です。
時間に余裕があると思っても慌ててしまうので、十分に梱包ができない場合があります。
引っ越し業者が到着時刻に来た時に、梱包が終わっていない場合は、追加料金を払うこともあるので十分に注意しましょう。
引越しの当日に使用するものは、一つのダンボールにまとめて、蓋をせずに置いておくと便利です。
はさみやカッター、雑巾、洗面用具、トイレットペーパー、タオルなどは当日も使うことになるので残しておきましょう。
よくあるトラブルが鍵を梱包してしまうケースです。
今住んでいるところや新居となるところの鍵は、梱包せずにすぐに取り出せるように鞄に入れておくようにしましょう。
また、お財布や携帯電話など、貴重品も忘れずに鞄にセットしておくことが重要です。
当日はどのように引っ越し先まで行くか、もう1度段取りを確認しておきましょう。
引っ越し前日にやる事⑥段ボールの数を数える
積み残しや、荷物がなくなった時に、早く気付くことができるので便利です。
数えたダンボールを分かりやすく管理するためにも、ダンボールに番号を書いておくと良いでしょう。
引っ越し先のどこに必要になるのか、大まかな番号を決めておくと、すぐに片付けに取り掛かれます。
例えば、寝室で使うものは1、リビングで使うモノは2などと決めておき、その後に小さな番号を書いておくと数がすぐに分かります。
ダンボールの数が足りないと、引越し業者も自分自身も困ります。
当日のトラブルにならないように、あらかじめ数を確認しておくことが大切です。
引越しの当日に、ダンボールの数が変わらないように注意してください。
荷物が増えそうなら、一つ余分にダンボールの箱を作っておくと良いですね。
引っ越し前日もしっかり確認しよう
前日は特にバタバタしているので注意が必要。
前日だからこそ、やっておきたい事があるので、最後まで気を抜かず確認してくださいね。
当日に慌てないためにも、前日のチェックをしっかりとおこないましょう。